大阪

住吉大社の見どころ 太鼓橋や自分で探す五大力の御守など

住吉大社は、全国約2300社以上ある住吉神社の総本社で、地元民からは「すみよっさん」と親しまれています。

住吉大社とは

住吉大神は伊邪那岐命の禊祓 (みそぎはらえ) の際に海中より出現されたので、神道でもっとも大事な「祓(はらえ)」を司る神様です。住吉大神は底筒男命・中筒男命・表筒男命といわれる三柱の神さまの総称のことで、この住吉大神は、お祓い、航海安全、和歌・農耕・産業、弓、相撲の神様として有名です。

毎月最初の辰の日に開催される「初辰まいり」も有名で、商売発達(はったつ)と家内安全にご利益があると言われています。

【2019年 初辰日】
1月7日(月)、2月12日(火)、3月8日(金)、4月1日(月)、5月7日(火)、6月12日(水)、7月6日(土)、8月11日(日)、9月4日(水)、10月10日(木)、11月3日(日)、12月9日(月)

見どころ

反橋(通称 太鼓橋)

正面神池に架けられた朱色の大きく反った神橋は「反橋」と称し、通称「太鼓橋」と呼ばれています。この橋は「渡るだけで罪や穢(けが)れを清められる」といわれていて、地上の人の国と天上の神の国とをつなぐ掛け橋として、虹にたとえられていたそうです。

NHKの朝ドラ「マッサン」にも登場して、フォトスポットとしても人気です。住吉大社は、江戸時代までは海に面していて、波が太鼓橋に打ち寄せられていたそうです。

太鼓橋大きくそり曲がった太鼓橋
急傾斜の太鼓橋(正面から)太鼓橋は、橋長さ約20m、高さ約3.6m、幅約5.5mで、最大傾斜は約48度にもなります。

太鼓橋は水面に映る姿が美しく、夜はライトアップされ関西夜景百選にも選ばれています。

川端康成が「反橋は上るよりもおりる方がこはいものです。私は母に抱かれておりました」と描いたそうですが、階段の幅が狭く傾斜も急なので、やはり降りるほうが注意が必要です。

ウサギの「手水舎」

太鼓橋を越えて、すぐ左手にある「手水舎」(てみずしゃ)では水の出てくるところが龍ではなく、ウサギがモチーフになっています。住吉大社の鎮座が「卯歳(うのとし)」「卯月(うづき)」「卯日(うのひ)」(卯=兎)に因み、兎は神様のお使いとされております。

珍しい角鳥居

住吉大社本殿正面に設けられた鳥居は四角柱になっています。“角鳥居”(かくとりい)と呼ばれることもあり、四角柱の鳥居は古い形式で全国でも珍しいとのことです。

住吉神兎(なでうさぎ)

第四本宮前にありにヒスイでできたウサギがあります。
住吉大社の鎮座が「卯歳(うのとし)」「卯月(うづき)」「卯日(うのひ)」(卯=兎)に因み、兎は神様のお使いとされております。
兎の体を撫でて無病息災を祈願しましょう。

なでうさぎ:翡翠は新潟県の糸魚川で採れたものとのこと。翡翠でできたウサギの像

本殿(国宝)

1810年(文化7年)に造られた4棟ある御本殿は、「住吉造」という神社建築史上最古の様式の一つによって建てられています。住吉大社は海の神様を祀っており、本殿はすべて西(大阪湾)向きです。ご祭神は第一本宮から第四本宮順に「底筒男命/そこつつのをのみこと」「中筒男命/なかつつのをのみこと」「表筒男命/うはつつのをのみこと」、そして「神功皇后/しんぐうこうごう」。最初は住吉三神で、住吉大社を創建された神功皇后自身も神として祀られるようになったんですね。神功皇后は応神天皇の母で、応神天皇を身籠っている中、朝鮮を征伐にいった女性です。強い女性ですね。

本殿本殿 4つの本殿はすべて国宝に指定されています

本殿が四つに別れ、第一本宮~第三本宮までが縦に、第四本宮は第三本宮の横に、第一本宮から第三本宮までは直列、第四本宮と第三本宮は並列にという、珍しい配置となっています。

種貸社 一寸法師のゆかりの神社

一寸法師とは、子宝に恵まれない老夫婦が住吉の神様に祈願したところ、3センチほどの子どもが生まれ、その子どもが住吉大社の前に広がる海からお椀の船で出発し、京へ上がり、最後は見事、立身出世を果たし、めでたしめでたし。。。そのモデルとなった神社が、「種貸社」です。子宝の神、安産の神、立身出世の神として、信仰が続いています。

狛犬さんも子だくさんです。

種貸社 狛犬は背中に子供を2匹のせている種貸社 背中に子どもを乗せた狛犬は珍しい

大きなお椀と櫂がおいてあり、実際にお椀に入って記念撮影ができます。

五所御前 自分で探す五大力石の御守

第一本宮と若宮八幡宮の間にある「五所御前(ごしょごぜん)」は、 神功皇后が住吉大神をお祀りするための場所を探しているとき、3羽の白サギが飛んできてこの杉の木にとまったので、ここへお祀りしたとされるパワースポットです。
こちらで『五』『大』『力』と書かれた石を拾い御守にすると願い事が叶うといわれています。

石鳥居に返された御守袋が鈴なりに結ばれていますこちらの石の柱の隙間から手を伸ばして、玉砂利から小石を探します。

何も書かれていない石が多く、また同じ字がみつかるけど、あと一つ見つからなかったりで、見つけるのは意外に難しいです。「五大力さん」というのは、仏教界における五人の明王のことで、「体力」「智力」「財力」「福力」「寿(命)力」の5つのパワーが得られるとされています。

ピンクの「五大力」と書かれたお守り袋と五大力と書かれた小石3つ本殿の授与所で専用のお守り袋(300円)を購入することが可能です。

探し求めた3つの小石は、購入した専用のお守り袋に願いをこめて入れます。
願いが叶ったら、近所の小石を拾って感謝の気持ちを込めて『五』『大』『力』と書き、五所御前で拾った石と共に倍返しにして返すようにいわれています。

楠捃社(なんくんしゃ) 招き猫がいっぱい!

「楠捃社」(なんくんしゃ)では猫が神さまの使いで、願いが“発達”することを祈る神社です。右手と、左手を挙げた『招福猫』(しょうふくねこ)を、4年間毎月通って48体集めると、「中猫」1体と交換できます。48カ月ということで「始終発達」(しじゅうはったつ)の福が授かれるといわれています。
さらに中猫2体と子猫48体を揃えたら、「大猫」1体と交換できます。大猫2体を揃えて大願成就となるには、最短24年かかるそうです。

楠捃社の中の様子奇数月は左手、偶数月は右手を挙げた招福猫が授与されるそうです

誕生石

源頼朝の寵愛を受けた丹後局 (たんごのつぼね) がここで出産した場所と伝えられ、その子が薩摩藩「島津氏」の始祖・島津忠久公です。

基本情報

名前 住吉大社
住所 大阪市住吉区住吉2-9-89
TEL 06-6672-0753
開門時間 4月~9月 6:00~17:00 10月~3月 6:30~17:00 御守授与所9:00~17:00 楠珺社・種貸社・五所御前(五大力)~16:00
休業日 なし
拝観料等 なし
交通アクセス 南海本線「住吉大社駅」から東へ徒歩3分 南海高野線「住吉東駅」から西へ徒歩5分  阪堺線 「住吉鳥居前駅」から徒歩すぐ 阪堺線 「住吉公園駅」から徒歩2分
公式サイト http://www.sumiyoshitaisha.net/

チンチン電車、チン電という呼び名で親しまれている路面電車阪堺線でゆっくり行くのもおススメです。

オレンジ色の路面電車阪堺電車

夜間の参拝について

開門時間以外は境内に立ち入ることができませんが、太鼓橋周辺などは夜間でも入れます。また西側の正門にはお賽銭箱も設置されているので、夜間でも門外からお参りすることができます。

住吉大社に行くなら事前に知っておきたいポイントについては、すみよっさんについては公式サイトがおススメです。見どころや所要時間についてまとめてあったり、動画を使った境内の紹介があります。動画ではドローンを使っており、さすが公式サイトと思います。

最後に・・・

地元民から「すみよっさん」と呼ばれ、親しまれている『住吉大社』。太鼓橋や自ら石を探し出して作る御守など見どころいっぱいです。

※関連情報 足を延ばして・・・

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食事

私の場合は、住吉大社に行った時には、天王寺駅からのアクセスが良いので、食事は天王寺でとることが多いです。

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